自分から動かないと、何も動かない。
2020年09月22日
新型コロナウィルスの影響で、飲食店に客が入らないため、
作業センターふじなみも少なからず影響を受けている。
これまで、飲食店向けに売れていた比較的高値の秀品椎茸が
ほとんど売れずに、安い価格でしか流通されなくなっているのである。
ふじなみの椎茸の約9割は市場に出荷しているために
自分たちで価格を決めることはできない。
まさに需要と供給によって価格が決まるのである。
そして飲食店に客が入らないということで
需要が少なくなった分、価格が下がってしまうのである。
しかしながら、何もしないで動かないでいるわけにはいかない。
何もしないのと、どんどん何かをやっていくこと。
これは、ぜんぜん違うのではないだろうか。
作業センターふじなみは初めて、「チラシ」を作って、
呉羽地区に新聞折り込みしてみた。
そして、売上に直接関係ないかもしれないが、
椎茸を販売する職員のポロシャツを新しくデザインし、
全員でユニフォームを揃えた。
また、自分で育てる椎茸「しいたけ栽培ブロック」のことについて
複数の新聞社に連絡し、記事を載せてもらった。
それがきっかけで、テレビ局から取材依頼があって、放送された。
反響が予想以上に大きく、「しいたけ栽培ブロック」の在庫を
心配しなくてはいけないほど売れた。
とにかく、自分から動いてみる。作業センターふじなみから動いてみることを
意識している。
「動いてみる」とは「試す」「挑戦する」ということだと思う。
失敗してもいい。正解でなくてもいい。
小さなことでもいいから動いてみようと思う。
自分が、作業センターふじなみが、動いた分だけ、
経験が増え、成長していくはずだから。
こんな時だからこそ、自分から動かないと何も動かない。