100㎝超えの大雪でめひの野園は…。
2021年01月10日
1月8日(金)から強く降りだした雪はその後も降りやまず、9日(土)11時には富山市の積雪は115㎝に達しました。積雪が100㎝に達するのは1986年以来、35年ぶりのことだそうです。
うさか寮はご覧の通り、雪にすっぽりと埋まってしまいました…。
8日(金)の夜にはすでに富山市内はあちこちで交通がマヒ状態。主要な道路に車やトラックが延々と連なっているような状態でした。
園の職員の中にも帰宅困難者が続出で、いつもは30分ほどで帰宅できるのに、6時間以上かけてようやく帰宅した人も…。
9日(土)はさらに降雪がひどくなり、道路は各地で通行止めに。めひの野園の近辺は除雪車が入っても、ものの1時間もしないうちに積雪してしまい、何台もの車が動けなくなっていました。園の職員が協力し、ホイルローダーを巧みに操る職員の活躍で、救出劇が繰り広げられました。
園までたどり着けない職員もいたため、出勤していた職員たちで急遽当直することになりました。
10日(日)のAM6:30、作業センターふじなみにはすでに灯りが。車が雪に埋もれてしまっている事から、職員はセンターで一夜を過ごしたのかもしれません。
当園のグループホーム「つまま寮」や「いわせの」にも灯りが見え、なんだかホッとしました。
あちこちで通行止めになっているにも関わらず、どこの道が通行できるのか連絡を取り合い、職員は1人、また1人となんとか園まで辿り着きました。そのたびに頼もしく感じ、胸を打たれる思いがしました。
日中は日が差す時間帯もあり、「今のうちに出来ることを少しでも…」と、除雪作業、屋根の雪降ろしを行いました。
完全に埋もれてしまった車…。救出はまだ先かも…。
ピークは越えたとは言われていますが、降雪はまだ続くようです。除雪作業はくれぐれも安全に気を付けて行いたいと思います。
屋根の雪降ろしは必ず2人組で!