抗原迅速検査をやってみた!
2021年05月27日
過日、飛騨市主催のエッセンシャルワーカー研修会に参加してきました。
当日は、飛騨市の施策「新型コロナウイルスの感染のあぶり出し」を目的とした「随時集団迅速スクリーニングのための抗原迅速自己検査」の説明と、実際に参加者がキットを使って検査を体験するハンズオン実習でした。
講師は、飛騨地鶏肉をお気に召していただき、何度も事業所にお越しいただいている飛騨市民病院のインフェクションコントロールドクターの中林先生でした。
講義では、感染対策として目を保護することの重要性や効率の良い換気の仕方、現在、猛威を振るっている変異株や少しずつ接種が進んでいるワクチンの有効性の話など、非常に興味深い話を聞くことが出来ました。
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そして、本日のメインイベント!?
抗原迅速自己検査キットの実行です。
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まず、開封!
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検査キットの中身は、綿棒、反応液入りの反応チューブ、テストプレート(判定用の板)です。
今回、説明書はなかったのですが、説明書はユニバーサル仕様のため、日本語は「判定不能」のひと単語のみで、ほとんど図しか載ってないそうです。
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鼻孔に綿棒を2cm挿入し、右の穴と左の穴を5回ずつグリグリして(皆さん、飛沫が飛ばないように控えめにくしゃみをしていました。笑)、反応チューブに入れます
綿棒をチューブに入れたら、容器壁に入っている綿棒を潰すように揉んで攪拌します。
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テストプレートに反応液5滴を滴下。
すぐにバックグラウンドが赤く染まり始め、判定が始まります。
当然、この間はドキドキします。笑
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C=コントロールライン
T=テストライン
画像の通り、Cだけにラインが入る。これすなわち陰性です。なぜか安心しました。笑
陽性だった場合は、CおよびTにラインが入るようです。
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とても簡単でスピーディという感想でした。
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この飛騨市で備蓄している抗原定性検査キットは、各自で検体を採取する必要があるので、当事業所のコロナガードである私がしっかりとやり方を学び、万が一、事業所で感染者が発生した際に、迅速に一斉スクリーニングを行える体制を整備することでクラスターの発生を防止することが出来るのではないかと考えます。
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残念ながら、コロナワクチンが普及してもすぐには終息しないと言われています。
また、コロナが終息したとしても、未知のパンデミックはほぼ確実に再びやってくると言われています。
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今後、何が来ても、どのように来ても、うろたえない体制作りが必要で、組織としてウイルスの入り込むスキのない均一な防疫スキルの普及・習熟・維持が肝要だと感じた研修になりました。
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とても良い研修でした。