2022年1月に、ボンヤリと考えたこと
2022年01月16日
新年になったタイミングで「オミクロン株」が大流行して来て、あ〜、まだコロナは終わらないのかと思ってしまいました。
作業センターふじなみは、約2年ほどコロナと戦っていますが、その中でもコロナ禍じゃなかったら思いついていなかった一歩が生まれました。
たとえば、作業センターふじなみの椎茸のチラシを作成して、新聞折込にして配ったことなど。
これは、コロナが落ち着いてもチラシの折込作戦は使えます。
ただ、コロナだからって何もしないでおこうとジッとしていたら、チラシを作って新聞折込することはなかったもしれません。
ここで大切なのは「予測していなかった出来事が起きた時でも、落ち込まず、前を向いて、出来ることを探し続ける」ということだと思います。
一歩前へ出ようとする姿勢を見せたところに希望が生まれるということを、この2年間で何度も経験しました。
2年間のコロナ禍による最大の希望は作業センターふじなみだけでなく、めひの野園の各事業所がすべて一歩前へ出ようとしていることが年末の全体職員研修でわかったことだと思います。
『しいたけ栽培ブロック』は、「巣ごもり需要」でヒットしたものを、「季節商品」にして、毎年売れるものへと姿を変えたわけですが、これは、『コロナ禍で外出できなかった人がいるから』という大義名分が無ければ実現することはできませんでした。
このまま毎年、「秋になったら椎茸栽培ブロックで椎茸を育ててみよう」「子どもや孫と椎茸栽培を楽しもう」が定着すれば(家庭内イベント化や世代間イベント化に成功すれば)、大きな前進で、作業センターふじなみは今、ここに挑んでいます。
福祉の世界では、テレビや新聞を賑わすような派手な演出なんてありません。
いつも利用者支援の背景にあるのは、毎日の地道な日常の支援です。
コロナが長引いて気が滅入ることもありますが、作業センターふじなみも毎日もがいています。
めひの野園の事業所をはじめ、世の中には多くの福祉の事業所がありますが、お互い、どうか踏ん張って今できることをやり続けましょう。
今年も素敵な1年になりますように。