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若い芽

2023年04月25日


—作業センターふじなみは毎年たくさんの実習生を受け入れています。特に最近ではコロナ禍の中で思うように実習先がという困っている学生のために少しでも力になれるようにと。
そんな中で、しいたけに関わるお仕事を通じて障害者支援について学ぶわけですが、それだけではと思うわけです。

そこで、作業センターふじなみでは自閉症の方々への理解をもっと深めてもらいたいと考え、実習の中に講義や演習といったものにも力を入れていこうということになりました。
強度行動障害の研修を担当していた者もいるため、そのノウハウを活かした講義内容を作り実施しています。障害のことを理解したり、実際に近い状態を体験してみたりと楽しみながらも深い学びになるように心がけています。

3月に行われた講義、演習では自閉症の方にとっての見通しの大切さ、言葉だけではないコミュニケーションについて演習で体験してもらいました。

今回の実習生は大学生の方々でしたが、福祉の仕事につきたいと思っている方々にこの実習を通じて自閉症の方や多くの障害のある方のことを知ってもらうことで豊かな地域社会作りのお手伝いができないかと思っています。

障害を全く知らない人こそ、将来の心強い友へ
そんな思いで、まずは結果ばかり考えず未来のために必要だと思いついたことをとりあえずかたちにしていくことから始めていきたいと思います。