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地域で社会で生きていくって(平湯の家体験)

2024年09月18日



作業センターふじなみでは、仕事の合間にも皆さんが楽しめるような様々な体験、活動を用意しています。
今回は社会体験の一環として行っている年に一度の楽しみ。平湯の家への一泊旅行について紹介します。

めひの野園では、岐阜県の平湯温泉に社会体験ができる施設を持っていて、そこに様々な事業所の利用者の方々が行き、一緒にご飯を作ったり、温泉に入ったり、布団を敷いて寝たり、ゆっくり過ごしながらも特別な体験をするのです。

県外旅行やイベントなども大変嬉しい楽しみなのですが、皆さんはこの平湯の家で過ごすひとときを楽しみにしています。
ただ職員と一緒にカップラーメンを作るとか、温泉の熱さに驚き、水を足してちょうど良い湯加減を感じるとか、ホットプレートを使って自分で焼肉を焼いてみるとか、焼けるのを待つとか。そんな私たちにとって些細なことでも、とても非日常の楽しさや発見、驚きやみんなと過ごす安心など言葉では言い表せない体験をしていることになるんだなと。

ここでの体験で社会的なルールを覚えたりすることも大切なことですが、レトルトのカレーがぐつぐつ煮える様子を物珍しそうに見つめていたり、一緒に食事の机を拭いたり、玄関を掃いたり、スーパーに買い出しに行ったり、花火を職員、利用者の皆さん並んでじっーとぼっーと見つめてみたり。
ひとつひとつの体験からいろんな様子やその人のことが見えてきます。
こういった体験の積み重ねでたくさんの興味や意欲が湧いてきて新しい環境、機会にチャレンジしていく土台になったら良いなー
そんなひとときでした。
みんなと関わり、過ごす。
あたりまえの暮らしってどんなものなのかを知らないとイメージもできないし、恐れも消えない。

こういった素敵な施設を持っていることがちょっぴりめひの野園の職員として誇りに思ったりします。
皆さん良い顔してますね✨✨