トピックス

ウォーム・ワークやぶなみ

ペレット日記

2021年11月23日

秋の深まりを感じる今日この頃。

今年度から活動を開始したペレット班は、秋空の下で毎日の作業に取り組んでいます。

この日は、袋詰めしたペレットの運搬作業です。

現在、めひの野園の法人内には3基のペレットストーブが設置されています。その3基のペレットストーブの燃料になるのが「ペレット班」で製造したペレットです。このペレットは、「作業センターふじなみ」で使用済みとなった廃棄菌床ブロックを再利用して製造したもので、「循環型社会」の実現に向けた取り組みだと考えられます。

この日は、3基のペレットストーブの中の1基が設置されている「リサイクル班」の倉庫に並べていきました。

袋詰めされたペレットは、1袋10㎏。これを抱えて歩くのはかなりの重労働です。

ペレット製造機からリサイクル班の倉庫まで数百メートルの道のりを、ペレットを抱えて何往復もします。

車で運んだ方が、確かに早くて効率的かもしれません。しかし、これは利用者さんたちにとって大事な作業の一つなのです。

日々の作業のおかげで、ペレット班の利用者さんのほとんどが4月から体重が減少傾向にあり、中には3㎏以上やせた人も。

ダイエット効果抜群のペレット運搬作業なのでした。

ペレット班の利用者さんの頑張りを物語るのが、このスニーカー。

ペレットの作業を始めてから、あっという間に靴底がすり減るようになりました。

すり減り方には歩き方の癖が出るようで、つま先の方からすり減っていく人もいます。

栽培部門の畑では、旬の白菜があおあおと育っています。

移り行く季節を感じながら、日々汗を流すペレット班です。

本格的な冬の訪れまでには、ある程度のペレットをストーブまで運搬してしまいたいものです。

 

ウォーム・ワークやぶなみ

今年は最高傑作!

2021年11月19日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

毎年言っていますが、今年も良いものができました!みしまの工房和紙班カレンダー(大)です。

何と言ってもお勧めは表紙です。

原画に近づけるために、最後に墨で一筆加えたところ、絵に立体感も出た気がします!

表紙はすぐにめくられてしまいますが、一番贅沢な作りとなりましたので、しばらく鑑賞用として飾っていただけたらと思っています。

 

残すはA4版のカレンダーです。

和紙の風合いを出すために、利用者さんにもうひと頑張りしてもらいます!

 

 

ウォーム・ワークやぶなみ

リメイクです

2021年10月20日

はたおり班では、毛糸でコースターを織りました。

これからの季節、温かい飲み物と、小さなマフラーのようなふわふわのコースターで、心も体もポカポカになればと思います。

ところで、この毛糸は、地域の方から頂いたものです。

「今までたくさん物づくりを楽しんできたけど、もうやらなくなったから…」と連絡を頂き、ありがたく頂戴しました。

その後も何度か布や着物を持ってきてくださいます。

「利用者さんと楽しくリメイクしますね」とお話しすると、「頼りにしてます」との一言を頂きました。

今度は、着物を細長く切って、さき織りのコースターを作っています。

材料を下さった方の、物づくりを楽しむ気持ちをしっかり引き継いで、新しい作品を作っていけたらと思っています。

ウォーム・ワークやぶなみ

今年も始まりました

2021年10月13日

今年もカレンダーの印刷の時期がやってきました。

まずは久しぶりの腕慣らしということで、簡単な絵柄を刷ってみました。

この先しばらく続く修行のような作業ですが、毎年作れる喜びを感じながら、利用者さんと楽しく製作していきたいと思います。

利用者さんの活躍は、また次回紹介します!

最後にとっておきの絵柄があるのですが、上手く印刷できるか心配です…今回のちょっとした挑戦となりそうです…

ウォーム・ワークやぶなみ

芸術の秋!

2021年09月07日

絵画教室では、来年のカレンダー用イラストの仕上げに入りました。

表紙をいつもと違ったものにしてみたい!ということで、模写や色塗りなど、色々試行錯誤しています。

作品展の応募とは違い、みなさんの得意なことを分担してやってみるのも良いんじゃない?とのアドバイスを頂き、白抜き文字担当、色塗り担当で分けるという、新しい試みもしてみました。

どんなカレンダーになるか、どうぞお楽しみに!

そして先日、「めひのスマイルクラブ」の動画に、絵画教室の作品を載せるための撮影をして頂きました。

大きな作品を引っ張り出したり、照明を考えたりと、結構な重労働でした(^^)

なかなか普段はお目にかかれない作品を、皆さんに見ていただける機会を作って下さり、大変感謝しております!

ウォーム・ワークやぶなみ

夏の大掃除

2021年08月16日

みしまの工房では、お盆休み前に、恒例の大掃除を実施しました。

あいにくの雨でしたが、「今日しかできない!」という前向きな声とともに、一斉に取り掛かりました。

建物に接触していて窓や壁が傷む恐れがあった植物の剪定や、

砂埃の溜まりやすい陶芸班の掃除

 

高圧洗浄機や掃除機を使っての掃除、作業場の整理・整頓など、普段できないことを手分けして行いました。

今日からまたすっきりとした気持ちでお仕事ができますね!

ウォーム・ワークやぶなみ

夏バッグ

2021年07月02日

はたおり班にて…

夏らしいものを作りたいなと思っていたところ、昨年プランツハンガー(鉢植えを入れて下げるネット)を作るのに使用した麻紐が目に留まり、これで織ってみようということになりました。

しっかり織りたい利用者さんには、硬くて太い麻紐は向きませんが、中には何でも来い!の利用者さんもおられます。

初めての試みながら、あっという間に織り上げて下さいました。

世の中で流行っている、かごバッグに仕上げたりと、夏らしい商品になりました。

まだまだ、完成したバッグがあります。

凝ったデザインは試行錯誤、奮闘中です!

特別注文いただいたバッグは、織ったご本人もお気に召したようでした(^^♪

ウォーム・ワークやぶなみ

ペレット班始動!

2021年06月10日

今年度から「ペレット班」という新たなグループが活動を始めました。

「ペレット」と言ってもあまり馴染みのない方も多いのではないでしょうか?

木質ペレットとは、木材を機械で細かく砕き、圧力をかけて直径6~8mm、長さ10mm程の円筒形に成形したもので、主にペレットストーブの燃料として利用されます。(「ペレットストーブ」についてはいずれまた紹介したいと思います。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ペレット製造機(上)と、完成したペレット(下)

一般的な木質ペレットは、森林の間伐材や、製材工場で発生する「のこ屑」等の再生可能な木材資源を利用するのですが、当園の「ペレット班」で使用する材料は少しユニークなので紹介させて頂きます。

①廃棄菌床ブロック

 こちらも耳慣れない言葉だと思いますが、当園の「作業センターふじなみ」では、おが屑で作ったブロックに椎茸菌を打ち込んだ「菌床ブロック」を使い椎茸の一貫生産を行っています。そこで使用済みとなり、乾燥させたブロックを粉砕し、木質ペレットを製造しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作業センターふじなみで使用済みとなり、乾燥させた菌床培地ブロック

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダンボールに入ったブロックを、作業センターふじなみのハウスからペレット製造機まで運搬します。

②リンゴの剪定枝

 地元地域の特産である「池多りんご」の農家から、剪定作業で切り落とされた枝を頂き、木質ペレットを製造します。農家さんにとって、剪定作業で切り落とした枝の処分は重労働であり、枝を集めてペレットに再生加工する事は地域貢献にもつながると考えられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

リンゴ農家から集めてきたリンゴの枝

 

利用者さん達にとってはブロックの入った段ボールや、リンゴの枝の運搬が主な仕事になります。このようなA地点からB地点までの運搬作業は分かりやすく、やりがいや達成感を感じられる作業になっています。

 

ウォーム・ワークやぶなみ

記念品の中に…

2021年03月31日

今日行われた新しいグループホーム「なでしこ」内覧会の記念品の中に、みしまの工房の商品も入れさせていただきました。

各班からとっておきの商品が出されたのですが、その中からはたおり班の商品を紹介したいと思います。

これは「におい袋」で、最近は「サシェ」と言ったりもするそうです。

細長い織布がたくさん出来上がっていたので、これで何か作ってみようと試行錯誤の末、コロンとかわいい形に仕上がりました。

車やクローゼットにかけて使ってもらえるほか、中身を入れ替えられる形式になっているので、いろんな用途で使っていただけます。

こちらは織布で作った小物入れです。

はぎれで何か作れないかと考え、作りました。

最近はスマートホンがあれば現金がなくても購入できるお店が増えましたが、それでも現金が必要な場面もまだまだあるものです。

小銭を入れられたら…と思っているのですが、少し隙間が不安なので、今後改良していけたらと思っています。

ウォーム・ワークやぶなみ

コラボレーション

2021年03月02日

今年のみしまの工房和紙班は、カレンダーシーズンが終わって一息つく間もなく大忙しです。

それはなぜかと言うと、他事業所とのコラボレーションが実現したからです。

例えば、鶏卵部門のヒット商品となった「大寒卵」には、和紙班の和紙を使ったおめでたいパッケージが使用されました。

そして、利用者さんの書道の作品ともコラボで、とても味のあるパッケージになったものも…

近々、お祝い商品の「のし」として活躍する予定もあり、まだまだ和紙班から目が離せません!