社会福祉法人 めひの野園

椎茸は寒いのが苦手です。

寒いと成長が止まってしまいます。

つまり大きくなりません。

なので、寒くなると暖房をつけて椎茸がいるハウスを暖めます。

それじゃあ、暑いのは大丈夫かというと、暑いのも苦手です。

あまり暑いところに長くいると、椎茸も熱中症のようになって病気になってしまいます。

なので、暑くなると冷房をつけて椎茸がいるハウスを冷やします。

私はというと、あんまり暑いのもうれしくはないですが、

寒いのにくらべたら我慢ができます。
 

なので、寒いのは大の苦手です。

今年も、寒くなってきて嫌な季節になってきたなと思っていましたが、
ちょっとちがうことを想像しました。
富山も寒いが、東北や北海道はもっと寒いだろうという当たり前のことです。

椎茸の勉強をしに、真冬に北海道で数カ月間生活していたこともあったり、

福祉の勉強しに数年間長野県で生活していたこともあって、

多分富山での生活より寒かったはずです。

話を大きくすると、日本よりはるかに寒い国もたくさんあって、そこで生活している人も多くいます。

もっと話を広げると、もうすぐ平成が終わりますけど、

私が知っている昭和も、知らない大正、明治、江戸時代、鎌倉時代、平安時代、弥生時代、縄文時代も寒かったはずです。
 

現在は、ストーブやファンヒーター、エアコン、こたつ、ホットカーペットなど様々な暖房機器があって、外に出てもホッカイロにダウンジャケット、ヒートテックがあります。
現在のほうが昔より寒さしのぎやすいですよね。
寒さに弱い私は今という時代に生きてて、ほんとに助かりました。

椎茸を温めて育てながら、自分も暖かくして、この冬を乗り切ろうと思います。