作業センターふじなみ トピックス
2019/07/30
記念すべき大きな意味のある負けた日
7月がもう少しで終わりますが、7月の出来事として『全国社会福祉軟式野球大会 北陸ブロック予選大会』がありました。めひの野園の野球部が毎年参加していて、ふじなみの職員も数名出場しました。
この予選大会で優勝すれば全国大会に出場できるのですが、ここ数年は優勝どころか一回戦で敗退していました。今年はというと、決勝まで進みましたが、惜しくも決勝で負けてしまい、全国大会への切符を手に入れることはできませんでした。
もちろん、勝負事なので、勝つこともあれば、負けることもあります。当然ですが、全部勝つことはほとんど不可能です。一所懸命に頑張ったから勝つとか、いい加減にやったから負けるとかというものではありません。勝てばうれしいですし、負ければくやしいです。この大会のここ数年は負けてばっかりだったので、悔しい思いばかりでしたが、今年の試合で負けた後は少し感じ方が違いました。負けた試合を大切にできるかどうか、このことがとても大事なことだというふうに思えたのです。何をいまさらという感じですね。
負けたことは忘れて、気を取り直して来年に向けて頑張る、という考え方で今までやってきたような気がします。
負けは負けで、いいところを探してやりたいのです。まさにストレングスモデルですね。
負けた試合で、自分たちの力が発揮できたこと。負けたけれど、相手を本気にさせたこと。苦手だった相手に善戦できたこと。期待してなかった選手が活躍できたこと。もしかしたら勝てるかもしれないと思ったこと。
そして、なによりも、試合をしていて、自分たちのチームはなんて良いチームなんだと思えたこと。
今年の負けは大きな意味のある負けでしたし、少しだけ全国大会への階段を上った記念すべき日なのです。
もう、来年が楽しみです。