ウォーム・ワークやぶなみ トピックス
2012/05/15
~飛騨地鶏のJAS認定取得まで~VOL2
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
ここ最近は朝晩に限らず、日中も涼しい日が続いています。風邪などを引かないように気をつけて下さいね。
さて、VOL2の今回は、JAS認定取得の手順を(強制的に)勉強していきましょう(^^;)
手順1:JAS規格の制度についてよく知る
ネットで調べる、ひたすら調べる・・・便利な世の中になりました。
手順2:組織や施設などが基準を満たしているかどうか確認する
鶏舎の広さは大丈夫か?養鶏経験年数は足りているか?人員は足りているか?etc大前提な事を事前に確認します。うちの場合はほぼ全てクリアしていました。
手順3:登録認定機関を選ぶ
登録認定機関とは、農林水産大臣に認定された第三者機関のことで、そこに審査を依頼する事になります。全国に10ヶ所あるのですが、うちは東京にある「(株)エコデザイン認証センター」という所を選びました。
余談ですが、登録認定機関は原則としてコンサルタントサービスは行えないので、ほぼ自力でJASを取得する事になります(T_T)
手順4:講習を受ける
講習会の受講が、認定取得の必須条件となるため、先日「生産行程管理者講習」を受講してきました。約5時間コースです。
手順5:申請書を提出する
現在、この段階です。めっさ申請書があります。。さらに、飛騨流葉農場、羽咋食鶏も絡めて申請書を作成するので、これがまた思うように進みません。。。モヤモヤモヤ・・・。
手順6:書類審査
文字通り書類審査です。手順5で提出した申請書をチェックされます。不備・不適合があれば再提出です。。
手順7:実地検査
文字通り実地検査です。当園の食肉作業場、飛騨流葉農場、ト殺場の羽咋食鶏が検査の対象になります。改善指摘事項があれば、また是正です。是正内容報告書を提出です。。
手順8:判定
ここまで来たら、ゴールは目前です!ちなみに判定結果に異議がある場合は、異議申し立てが出来ます。
手順9:認定書の交付
判定の結果、基準を満たしていると認められたら「認定事業者」になります!!晴れて、JASマークを商品に付けて流通することが出来ます!
認定後・・・きちんと技術的基準が守られているか?年に1回調査されます。取得後も油断禁物というわけです。。。
長くなりましたが、ご理解いただけましたか?端的に言うと、当園の職員はなじみ深いISOの日本版に当たりますね。
次回は、JAS認定を取得した際のメリットをお届けします!
このブログのカキコミ時間があれば、申請書1枚は書けていたのはご愛嬌(^_^;)