作業センターふじなみ
作業センターふじなみは、菌床しいたけの一貫生産により、障害があっても働くことのできる環境をつくることを経営理念として平成17年4月に開設されました。
菌床しいたけの一貫生産には、仕込み、浸水、運搬、袋取り、収穫、選別、パック詰めなど様々な工程があり、それぞれの力量や適性、希望に合わせた仕事を支援できるのが特徴です。また、空調設備の整った栽培ハウスでの、年間を通した安定した仕事量と、機械化できない手作業が多いのも魅力です。
作業センターふじなみでは、毎日心を込めてしいたけを栽培し、ひとりひとりが自分のできる仕事を一生懸命にやり遂げ、自立した生活に向けて頑張っています。そして、企業的経営によって収益を上げ、日中を過ごす場と収入の安定により、自立できる環境に近づける大きな一歩を支援しています。
私たち作業センターふじなみ職員は、いつの日か、障害を持っていても当たり前のように働くことのできる環境になることを夢見て日々努力しています。おかげ様で、しいたけに対するお客さんの評判が良いので、その期待を裏切らない質と量を常に出し続けられるように、職員と利用者が一丸となり、これからも味と品質、この二つで勝負して、お客さんが喜んで買ってくれる日本一のしいたけを目指 していきます。
Topics
2020/01/07
2020年始動
新しい年を迎えて、ふじなみも昨日から営業を開始したのだが、ふじなみでは昨年の12月から新しいハウスが稼働した。
新しいハウスができていくのは楽しい。
見たことのある部品やパイプが組み立てられていく工程とか、
何人もの職人さんが働いている姿を見るのも好きだ。
工事がたくさん進んだように見える日があれば、
どこが進んだのだろうかとういう日もある。
私は建築に関しては素人なので、単純に大きなプラモデルや工作キットが
出来上がっていくのを楽しんでいる感覚なだけだが、
何かが生まれてくるのは、うれしい。
やがて完成すると、他のハウスと同様に培地を並べ、椎茸を育てて収穫することになる。
あっ、そうなのか、出来上がってしまうと今度は職人さんたちの仕事から私たちの仕事が始まるのだ。
今度は、ふじなみにできた新しいハウスから、
椎茸が生まれてくるのだ。
きっと、こうやって、今までのハウスも
完成してから一番最初に生まれてくる椎茸があったのだ。
培地の搬入や除袋、間隔開け、培養液流し、芽掻き、収穫
といった作業は今まで通りできるから、
初めてのハウスでの作業だけど、やがて、
今まで通りに椎茸が大きく成長していくことだろう。
今回建設したハウスは今までのハウスで最大級の大きさである。
大きなハウスでの椎茸の管理に不安もあるが、大きな空間での作業は心地よく、
こういう環境で働ける利用者も幸せそうだ。
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