作業センターふじなみ トピックス
2015/06/26
良い培地を作るために
培養ハウスに培地を並べている作業風景です。作業センターふじなみでは、椎茸の種菌を接種した培地を培養するときに、作業棟の培養室の棚に並べて培養します。そして約30日から40日経って全体が真っ白になった培地を作業棟周辺や屋上にある培養ハウスへ移動させて並べ直す工程を入れています。手間がかかり、効率も悪いこの工程をあえて入れているのは、この工程を入れた方が良い培地になるからです。並べ直すことによって培養袋と培地との張り付きを取り、培地が呼吸するフィルターの位置を低くするために培地の向きを変えています。このひと手間をかける事によって良い培地になるのです。