共同生活援助事業所 トピックス
2010/08/19
暑い
暑い日が続いています。今日は朝から暑いです。お盆も過ぎてそろそろ涼しくなってもよさそうなのにまだまだ暑い。先月の梅雨明けから「暑い」という言葉が時には挨拶代わりに、時には独り言として毎日必ず口から出てきます。このままだと流行語大賞になってしまうのではないかと思ってしまうほどです。
この暑さは、利用者の生活にも様々な影響が出てきます。
自分で衣服の調節が出来ないため、35℃以上の日でも長袖の服を着ている人がいます。水分補給が苦手で暑い日でもほとんど飲み物を口にしない人もいます。これだけ暑い日が続くと室内にいても熱中症になったりして時には利用者の命にも関わってきます。
あらためて、利用者の生活というのは様々なのだと感じる。
暑い夏と寒い冬では違うし、もちろん季節が同じでも利用者ひとりひとりがそれぞれ違うのが生活です。
今日も、グループホーム利用者が出勤時間になっても来ていないということで寮へ様子を見に行きました。以前にこの人の部屋に行くと真夏なのに冷房もつけないで窓とカーテンを閉め切って過ごしていたので心配しながら部屋のドアを開けると、窓とカーテンは閉め切っていたものの冷房はついていてひと安心しました。少し部屋で話をした後すぐに出勤しましたが、出勤できなかったのはその人自身でしかわからないのかもしれません。
利用者の状態を出来るだけ理解し、そして、その生活をできるだけ良いものにするために支援してますが、時々この支援は利用者にとって良かったのだろうかと思うときがあります。しかし、その時その時の支援に関して、すぐに誰かが正解を教えてくれるはずもなく悩むことは多いですが、だからこそやりがいがある仕事なのかもしれないですね。