共同生活援助事業所 トピックス
2010/09/16
「いわせの」での自立支援
共同生活介護・共同生活援助事業所梨の木苑「いわせの」は2010年4月に開所しました。
障害者自立支援法では障害者が地域で安心して暮らせる社会を目指して施行されたわけですが、それは、障害者がいかに生き生きとした人生を送ることが出来るかということが基本に無くてはいけませんし、自立支援というと日中活動の支援や就労支援が注目されがちですがやはり基本は生活支援だと思います。
めひの野園を利用している人の中にも高齢になり、今までの施設やグループホーム、あるいは家庭での生活が難しくなる人がいます。そういう人が「いわせの」で生活することになります。
この場合の自立に向けての支援は、自分で家事が出来るようにするとか、買い物に行けるようにするではなく、出来ないものは出来なくて良く、出来ることをどのように日常の生活の質に繋げていくかというのが自立支援ではないかと思います。
誰の手も借りずに自分一人で生活している人なんて世の中にはいないと思うので、ここは自分で頑張るけど、ここは助けてくださいで良いのではないでしょうか。
つい「頑張れ」「頑張ってー」と言ってしましますが、ずーと頑張れる人はなかなかいないですよね。