2011/12/05
Happy Lifeを目指して
先週から「うさか寮」の改築工事が始まりました！
「うさか寮」は、めひの野園の利用者さんたちの暮らしの場で、「ウォーム・ワークやぶなみ」や、「みしまの工房」で、日中の作業を終えた利用者さんたちは、うさか寮に帰って翌日までの時間を過ごします。また、休日の余暇日課も、うさか寮で過ごすという、利用者さんにとっての「生活の場」となっています。
そんなうさか寮も、二十数年が過ぎ、老朽化が目立つようになってきました。そこで今回改築されるのですが、工事をして、「ただきれいになりました。」で終わることがないよう、利用者みなさんの暮らしが、より良いものになるように、支援する職員も努めていきたいと思います。
今回の改築工事のポイントは、「個室の確保」と、「小ユニット化」です。現在、全国でも「複数人部屋」がほとんどの入所施設の中で、利用者一人ひとりの特性に合わせて個室を確保することは、とても大きな事と思います。また、小ユニット化で、特性に合わせたグループ分けを目指します。
もちろん、ハード面の整備だけで終わることのないよう、利用者一人ひとりの特性に合わせた配慮を考えることは、支援する職員の腕の見せ所でもあります。今回の改築工事は、職員にとっても、「これからの支援のあり方」について、あらためて考える良い機会になりそうです。