2015/06/29
全国社会福祉軟式野球大会北陸ブロック予選大会に勝利!!
6月27日に全国社会福祉軟式野球大会北陸ブロック予選大会が行われました。
そして、めひの野園野球部は見事、決勝戦に勝利し、北陸ブロック代表チームの切符を手にしました。
たかが、社会福祉軟式野球と馬鹿にする人がいるかもしれませんが、この全国社会福祉軟式野球大会の代表チームには、高校野球や大学野球で活躍した選手が多く、中には甲子園球場や神宮球場で活躍した往年の名プレーヤーが軟式野球に下りてきているので、結構レベルが高いのです。(実際に140キロ以上の速球を投げ込むピッチャーがゴロゴロいます。)北陸ブロック予選は全国大会ほどレベルが高くはありませんが、決勝戦の相手打者にはうちのチームのエースからレフトスタンドへホームランを叩き込んだ強打者もいました。(野球をやったことのある人ならわかると思いますが、軟式野球で両翼98メートルのスタンドにホームランを打つのは、並のバッターではできません。)
ただ、ここまでの道のりは順風満帆できたわけではなく、ここ数年は全国大会出場どころか、北陸ブロック予選の一回戦で敗退という現実でした。ここ数年一回戦で負けたのは、相手チームのほうが強かったからです。それ以外の理由は何もありません。我がめひの野園野球部の力が及ばなかったのです。何度もベンチでうなだれ、うつむいてきました。だけど、その過去の現実と闘い、それを克服して這い上がってきたからこそ、今回勝利できたのだと思います。
これまで、めひの野園野球部の北陸ブロック予選突破をすべて経験させてもらいましたが、今回の勝利はチーム全員の良い所が発揮できたためだと思っています。ヒットを打って活躍した選手はもちろん、ヒットを打てなかった選手も試合に出ていない選手も選手以外のチームメイトも、そして野球部が安心して試合ができるように福祉業務を一生懸命している職員も、すべての人の力があったからこその勝利です。初めて全国大会の出場が決まった時も嬉しかったですが、今回もそれに引けを取らないくらい嬉しかったです。
この時代に、こんなにも野球が夢と感動を与えてくれる理由は、そこで戦うすべての人たちが魂を込めた熱い戦いをしているからだろうと思います。
だから野球は素晴らしい。
ただ今年こそ全国大会で勝利したいことは言うまでもありませんが・・・。