先日、玉ねぎの皮を煮込んだ汁を使って、和紙を漉きました。他にも、茜の木のチップを入れたり、和紙の折り紙を溶かして色を付けたりと、色々楽しんでいます。
色の違いに加えて厚さにも違いが出て、同じ紙漉きの工程から、本当に色々な和紙が出来上がります。厚いものはハガキや名刺に、薄いものはプリンターを通して細かい描写を加え、大きい紙はシルクスクリーンで印刷を…と使い分けています。
毎年のことですが、一枚一枚、色を分けて、版を替えて、カレンダーを作る工程は大変だなと思います。
まだ9月。余裕があるので出来上がりを一枚一枚喜んでいられます。どうかこのまま、ゆとりを持って完成まで漕ぎつけられますように…